4月になりました。花も咲き始め、雪も解けて日中の時間も長くなっています。

気温は10度になるかならないかですが、太陽が出ると眩しく感じます。

時間も夏時間になり、一時間時計の針を進ませ、日本との時差は7時間になりました。

(例、日本16時 スウェーデン9時)

 hanyu uno nethan

ストックホルムで開催された世界フィギュアスケート選手権が行われ、日本チームも健闘しました。

私もボランティアとして世界中から来られるプレスセンターに配属され、記者やカメラマンの方々へのサポートをしました。

なんと50ヶ国200人のベストスケーターが集まり、3億人の視聴者ということもあって、期待と不安な気持ちでのスタートでした。

コロナ禍ということもあって、期間中の一週間は、関係者は全員PCR検査や抗原検査などが一週間で5回ありました。私もボランティア専用のホテルに一週間滞在。

少しお話を聞くと、カメラマンの方々もコロナに感染するのが怖くて、外食もせず、ホテルのお部屋でテイクアウトだったようです。

皆さん体力的にも心理的にもプレッシャーを背負いながら、黙々と孤独にそれぞれパソコンに向かい頑張っておられる姿を見守っていました。

 

プレスセンターではいろいろな言語が飛び交い、競技が始まる前の緊張感、必要なリストをプリントして渡したり、慣れない環境で思い出すと今でもドキドキします。

ボランティアの同じチームメンバーも若い大学生から50代と国籍も経歴もさまざま。終わるころには和気あいあいとした雰囲気でした。

演技の見学も業務が終わってから、エキジビジョンをゆっくり見ることができましたよ。

それにしてもチームジャパンも健闘! 特に羽生君のショートプログラムは素晴らしく、ネイサン チェン選手のフリーも完璧。

鍵山君は17歳と初出場なのに銀メダルの快挙!紀平選手の片手側転は観客も歓声!

 

女性スケーターの皆さんは美しく優美で、アイスダンスやペアダンスのスケーターの皆さん、息の合ったダンスや空中でクルクルと回転したりとハラハラしながら、本当に素晴らしかったの一言に尽きます。別世界へいざなってくれました。

この大会がストックホルムで無事に開催出来て本当によかったなと思います。無観客で応援がいつもよりも少なめでしたが、会場は拍手であたたかい雰囲気に包まれていました。

今年最初の元気の素になりました。